こんにちは、ことねこです。
このブログでは、大人女子におすすめのマンガをご紹介していきます。皆さんと素敵な作品の情報、感想をシェアできたらいいなと思っています。
皆さんは、子どもの頃に読んだマンガで忘れられない作品ってありませんか?あらためて読み返してみると、あの頃の純粋なキラキラした気持ちを思い出したりしますよね。
そんな気持ちを皆さんにも思い出してほしい!
というわけで、今回は大人になっても色褪せない恋愛マンガをご紹介したいと思います。
本日ご紹介させていただく作品は、
マツモトトモさんの『キス』です。
キス/マツモトトモ
あらすじ
ピアノ教室に通う小川加恵は、講師の五嶋先生に恋心を抱きつつも先生からはいつも子供扱い。そんなある日、突然先生にキスをしてしまって――
少女から大人へと少しずつ成長するカエと、そんなカエに翻弄されながらも惹かれてしまう先生の年の差ラブストーリー。
作品情報
『キス』は、白泉社「LaLa」で1996年から2001年に連載されていた作品です。
10年以上前の作品なのでコミックス版は絶版、現在は文庫版全4巻が発売されています。
文庫版が出ていることからもとても人気があり、読者さんに愛されている作品であることがわかります。
文庫版の発売からも数年たっているので、電子書籍のほうが入手しやすいかもしれません。
作者はマツモトトモさん。
『キス』以外に、『美女が野獣』、『インヘルノ』などの人気作があります。
作品の見どころ
とてもスタイリッシュな作風で、まるで映画のワンシーンを観ているような気分にさせてくれる作品です。
マツモトトモさんの作品は、個性的でクスっと笑わせてくれるものが多いですが、ストーリーやキャラクターの見せ方がとても上手で、作品の魅力が引き立っています。
色彩感覚もセンスがよく、吸い込まれるような透明感のある絵を描かれています。
感想 ネタバレ含む
私が読んだのは小学生の頃でしたが、当時『なか〇し』とか『り〇ん』を読んでいた私には、なんてオシャレな恋愛マンガなんだ…!と衝撃を受けたのを覚えています。
これが大人の恋愛なんだ!とドキドキしながら読んでいました。(その頃は女子高生も十分大人に見えていたので)
とにかくスタイリッシュで雰囲気が良い作品で作者さんは洋画がお好きなのかな?と思いました。カットの見せ方が抜群に良いです。
作者さんが映画監督をされたらすごくハイセンスなおしゃれ映画作ってくれそう!と勝手に妄想しています。
子どもの頃は、カエが先生に振り向いてほしくて泣いたり怒ったりする一生懸命な姿に応援せずにいられない気持ちでした。
クールな大人だと思っていたもゴシちゃんも大人になって読み返してみると、いや涼しい顔してめっちゃ翻弄されてるやん…ていうことに気付いたり。
それから、カエちゃんの自分の気持ちに素直でありのまま先生にぶつかっていくところは、あらためてすごいなと思いました。
相手によく思われたくて聞き分けよくしてみたり、言いたいことあるけど言えなかったりとか、そういうことってみんなあるじゃないですか。
泣いても怒っても、失敗しても、自分の本当の気持ちを伝えようとするカエちゃんのまっすぐさに憧れと尊敬の気持ちが湧きました。
あと純粋に人生を恋愛に100%振り切ってる感じ、恋に生きてキラキラしているのがすごいですよね。(なかなかそこまでできなくないですか…?)
私の中では今でも大人の恋愛の代名詞になっています。
おわりに
本日は、『キス』をご紹介させていただきました。
子どもの頃読んだ作品も、時を経てまた読んでみると見え方も感じ方も変わっていて新鮮な気持ちで読めて良いですね。
この作品が気になった方や、昔読んでたけどまた読みたくなった!という方はこの機会にぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
良い作品は何年経っても色褪せないものですよ!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。