こんにちは、ことねこです。
突然ですが、皆さんは親との関係は良好ですか?
それとも何か問題を抱えていますか?
子どもの頃は親や周りの大人から与えられる影響は良くも悪くも私たちの人格形成に深く関わっていますよね。
無意識のうちに刷り込まれた価値観や常識だと思っているものは、はたして本当に正しいのでしょうか?
もしかしたら親から受けたネガティブな影響の可能性もあるかもしれません。
本日は、人間関係や親子関係に悩んでいる人にぜひ読んでもらいたいおすすめのマンガをご紹介します。
では、今回ご紹介する作品は、
コナリミサトさんの『凪のお暇』です。
凪のお暇/コナリミサト
あらすじ
いつも空気を読んで生きてきたOL大島凪は、同じ会社で営業トップの彼、我聞慎二が同僚に自分に対する暴言を話している所に出くわしてしまい、過呼吸で倒れて退職を決意する。
全ての人間関係を断ち切り心機一転、郊外で新生活をはじめるが―――
作品情報
『凪のお暇』は、秋田書店「Eleganceイブ」で2016年8月号から連載中の作品です。
コミックスは、第7巻まで発売されています。(2020年5月現在)
2019年夏にはテレビドラマ化もされており、話題となりました。
作者はコナリミサトさん。
『凪のお暇』以外に、『珈琲いかがでしょう』、『宅飲み残念乙女ズ』などの作品があります。
作品の見どころ
この作品は、それぞれのキャラクターの内に秘めた闇や問題をよく描いています。
それらがうまく噛み合わず、すれ違いや誤解をしながら話が進んでいくのがおもしろいです。
凪の身に起こる様々な問題の原因は辿っていくと親子関係の問題に行き着きます。
おそらく似たような問題を抱えた人が世の中にはたくさんいると思うんです。
本人が気付いていないケースもたくさんあるでしょう。
人生を振り返ってみて、なぜか同じような問題で何度もつまづくという方はこのお話が心に刺さるかもしれません。
感想 ネタバレ含む
私自身も長年、親との関係に悩んでいる部分があるので読んでみて共感せざるを得ないお話でした。
染みついてしまった思考や行動パターンから抜け出せずもがいている凪の様子が自分に重なりすぎて見ていられないくらいです。
慎二にも親との問題があり、そういう部分で凪に惹かれてしまったのかもしれませんね。
幼少期に親からネガティブな影響を受けてしまった人は、その後の人間関係にもネガティブな問題を起こしがちですよ。
そして、この問題は根が深すぎてわかっていても脱却することがとても難しいです。
凪はそれでも少しずつトライ&エラーをしながら変わろうと行動していき、自分を見つめ直していきます。
このお話がどういう結末を迎えるのか、今後が気になりますね。
おわりに
本日は、『凪のお暇』をご紹介させていただきました。
深く考えさせてくれる作品でとてもおもしろいのでおすすめです。
親子関係に悩んでいる方や、身近にそういう方がいて気になる方も一度読んでみてはいかがでしょうか?
新しい気付きや、自分を変えるきっかけになるかもしれません。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。