こんにちは、ことねこです。
GWになりましたが、今年は例年のように出かけることができず残念ですね。
みなさんどのようにお過ごしでしょうか。
私はステイホームで楽しめちゃう人間なのでわりと平気ですが、子どもがいるとそうもいきません。
子どもとひたすらステイホームする難しさに直面して、心が折れそうな毎日です…。
そんな中でも隙を見つけては漫画を読んでます!
途中まで読んだものの、新刊発売を忘れ去りそのままになっていた作品をようやく読みました。
私がすっかり忘れているうちに完結していたので、ご紹介したいと思います。
本日、ご紹介する作品は、
天堂きりんさんの『きみが心に棲みついた』です。
きみが心に棲みついた/天堂きりん
きみが心に棲みついた 新装版 (上) (FEEL COMICS swing)
あらすじ
下着メーカーに勤める小川今日子は、人前に出るとパニックになって吃ってしまったり、自分の意見を押し通せない弱気な性格だった。
自分の性格を悩む今日子に「そのままでいい」と言ってくれた大学時代の先輩、星名に救われもしたが、結果とても苦しめられてしまい今も忘れられずにいる。
同僚に誘われた合コンで知り合った出版社に勤める吉崎に、勢いで告白するが振られてしまう。
吉崎に惹かれはじめ、新しい恋を始められるかもしれないと心躍らせる今日子だったが、忘れられない男・星名が転勤によって同僚になってしまった。
今日子の心に棲みつく悪魔のような星名は、大学時代と変わらず今日子に悪夢のような再会をもたらすことになる。
(参考:Wikipedia)
作品情報
『きみが心に棲みついた』は、講談社「Kiss PLUS」で連載したのち、祥伝社「FEEL YOUNG」に移籍して『きみが心に棲みついたS』として連載された作品です。
コミックスは、『きみが心に棲みついた』全2巻(新装版)、『きみが心に棲みついたS』全9巻が発売されており、既に完結済みの作品となります。
タイトルの"S”は「Sacrifice(サクリファイス)」という意味だそうです。
2018年1月にテレビドラマ化され、話題になった作品でもあります。
作者は天堂きりんさん。
今回紹介した作品以外に、『アイとアオの境界』、『そして、晴れになる』などがあります。
作品の魅力
この作品は、自己肯定感が低く挙動不審な言動をしてしまう今日子ことキョドコが、少しずつ変わろうとしていく姿が描かれています。
不運にも再会してしまった星名に何度も振り回され傷つけられるキョドコ。星名に精神的に囚われそうになりながらも、必死にあがきます。
心の闇を描いているので読む人によってはつらくなる人もいるかもしれませんが、そこがおすすめポイントでもあります。
自己肯定感が低くて人生うまくいかないなと感じている方にもおすすめしたい作品です。
感想 ネタバレ含む
キョドコほどではなくても自己肯定感が低くて、人の意見に押し切られがちな人ってたくさんいますよね。
私もややそういう人間寄りだったんですけど、ここ数年はだいぶ良くなってきました。
星名にもとんでもない過去があるわけですが、攻撃性が他人に向く人(星名)と自分に向く人(キョドコ)ってなぜか引き合ってしまうんですね。
いじめとかも正にそうですよね、良い悪いは置いといて。
恋愛、男女の仲でそれがおきるとこうやってモラハラ的なことが起きてくるんでしょうね。
でもそれぞれのキャラクターにつらい過去があって、それを知った上で言動を見ていくとやるせないです。
最後は救いのある終わり方をしたので安心しました。
おわりに
本日は、『きみが心に棲みついた』をご紹介させていただきました。
この記事を読んで気になった方、ドラマは観たけど漫画は未読という方は、ぜひこの機会に読んでみてはいかがでしょうか。
せっかくのGW、今年は外出することはあまりできませんが、いろんな作品を読んで充実した休みを過ごせるといいですね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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