こんにちは、ことねこです。
せっかくの休み、外出もできないし子どもとお菓子でも作りたいなと思っていたのですが皆考えることは同じ…
お店も通販でもベーキングパウダーなどが売切れ、高値で転売されていて入手しづらい状況のようです。
マスクもそうでしたけど、もっと必要な人に行きわたってほしいですよね。
自分さえ良ければいいのか、それが全体のためになるのか、
大きな視点を持つように心がけたいですね。
残念ですが、お菓子作りは諦めて他におうちでできることを探そうと思います。
さて、今日は近所に花がたくさん咲いているのを見て、ふと思い出した作品を紹介したいと思います。
本日ご紹介する作品は、
『夏雪ランデブー』です。
夏雪ランデブー/河内遙
あらすじ
葉月は、一目惚れした花屋の店長六花に想いを寄せて店へ通い詰めていた。
ある日、バイト募集の貼り紙を見つけ六花と一緒に働くことになった。
若くして夫に先立たれ恋愛できずにいた六花に懸命にアプローチするが、そこには幽霊になった夫、篤の姿があった。
篤は六花を手放したくない想いから、幽霊ながらも葉月と六花の恋路を妨害するようになり、不思議な三角関係がはじまる———
作品情報
『夏雪ランデブー』は、祥伝社「FEEL YOUNG」で連載されていた作品です。
既に完結済みで、コミックスは全4巻と番外編全1巻が発売されています。
2012年7月にテレビアニメ化され話題になった作品でもあります。
作者は、河内遙さん。
『夏雪ランデブー』以外にも、『関根くんの恋』、『涙雨とセレナーデ』、『リクエストをよろしく』などの作品があり、読者からとても人気があります。
作品の魅力
一途に想いを寄せてくれる葉月に気持ちが傾きながらも夫を忘れられない六花と、
死んだあとも六花を手放したくなくて執着する夫篤と、
そんな篤の存在ごと受け入れようとする葉月の切ない三角関係が描かれています。
互いを想う気持ちが切なく交錯する様子が見どころです。
感想 ネタバレ含む
葉月くんは、目つきは悪いけど一途で健気ですね。
自分の恋路を邪魔する相手に体を貸そうなんて…いいやつすぎる。
六花と篤が一緒に過ごしてきた過去、生きていたら夫婦一緒に歩んでいけたはずの未来を、
死んでからも手放せない、終わらせることができない篤の気持ちを考えるとつらいです。
でも生きている人間にしか相手を幸せにすることはできません。
進もうとする葉月と六花と、それを認めきれない篤の気持ちが心に響いて、切ない余韻のある作品でした。
おわりに
本日は、『夏雪ランデブー』をご紹介させていただきました。
読んでいたらお花を飾りたくなってきました(影響されやすい)。
この作品が気になった方、アニメは観たけどマンガは未読という方は、ぜひこの機会に読んでみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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