こんにちは、ことねこです。
毎日元気いっぱいの男児と過ごす日々は、ありがたくて幸せですがやっぱり大変です。
日頃、保育園で面倒をみてくれている保育士さんたちには感謝しかないですね。
自分が子育てしているのもあって、最近は子育て系の漫画も気になるようになって読んだりしています。
というわけで、今回は子育て系の漫画を紹介したいと思います。
本日、ご紹介する作品は、
うさぎドロップ/宇仁田ゆみ
新装版 うさぎドロップ (1) (FEEL COMICS swing)
あらすじ
祖父の葬式のため祖父宅を訪れた大吉が出会ったのは、一人の少女と出会った。
その少女、鹿賀りんは亡き祖父の隠し子だった。
大吉は施設に入れられそうになっていたりんを見かねて、引き取って育てることになった。
30歳独身の不器用な男と6歳の少女の共同生活がはじまる———
(参考:Wikipedia)
作品情報
『うさぎドロップ』は2005年10月から2012年1月まで祥伝社「FEEL YOUNG」で連載されていた作品です。
コミックスは、本編全9巻と番外編全1巻が発売されています。
2011年7月にテレビアニメ化、同年8月には松山ケンイチさん、芦田愛菜さん主演で実写映画化もされています。
作者は、宇仁田ゆみさん。
『うさぎドロップ』以外にも、『青みゆく雪』、『クレッシェンドで進め』などの作品があり、青年漫画誌から女性漫画誌まで幅広く活躍されている漫画家さんです。
作品の魅力
自分のことしか考えずに生きてきた独身男性、大吉がある日を境に親のようなものになってしまい、懸命に子育てに奮闘する姿が描かれています。
一人の時にはわからなかった子育て経験者ならでは視点に気付いたり、りんと家族として絆を深めていく様子は必見です。
また、二人を取り巻く人間関係、恋愛模様も描かれていてそちらも見どころです。
感想 ネタバレ含む
はじめて読んだときはまだ結婚もしていなかったし、もちろん子どももいませんでした。
それでも読んでいて良い作品だなと思っていましたが、子どもを持ったいま読み返してみるとわかりみが深い、とても深いです。
親ってこういう視点で子どもを見てたり、悩んだりいろいろ考えたりしてるよねって共感できることが多かったです。
りんを取り巻く環境はとても複雑ですが、りんの友人たちも事情は様々ですが片親家庭です。
そういう一般的な家庭とは違う環境で育つ子どもの心情なども描かれていていいなと思いました。
私自身も片親育ちで現在シングルマザーなので、改めていろいろ考えさせてもらえる良い作品でした。
ラストは、自分で想像していたものとは方向性が違って意外でしたが、こういう形もありなのかなと思いました。
おわりに
本日は、『うさぎドロップ』をご紹介させていただきました。
小さい子が出てくる漫画ってほっこりするので好きです。
この作品が気になった方、アニメは観たけどマンガは未読という方はぜひこの機会に読んでみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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